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企業の社会的責任

企業の社会的責任

持続可能性という言葉は、ビジネス活動において目新しいものではありません。 しかし、持続可能性は折に触れて取り上げられる問題であり、単なる動向として片付けられない重要な課題の 1 つとなっています。 それは、政府機関や企業、個人が一様に、この概念を単に経済的な意味ではなく、もっと幅広い意味で捉えるようになっているからです。 持続可能性については、人権問題や社会問題、環境問題として総合的に考えていく必要があります。特に最も重要と思われるのは、環境問題としての側面です。 おそらく、今の時代に生きる私たちの世代が対処するべき重要な課題といえるでしょう。

Lexmark はグローバル企業として、人道的な立場と環境保護の立場の両方から、より良い社会につながる方法で事業を営む責任があることを理解しています。 私たちにとっての挑戦とは、Lexmark が関わるすべての人々と、Lexmark 製品をお使いのすべてのお客様に、良い影響を与えられる製品づくりに関わることです。 私たちは、弊社社員とその家族から隣人の皆様、サプライヤから株主の皆様、さらには公的機関から市民の皆様にまで、製品の開発段階から製品が廃棄されるまで一貫して、弊社が責任を持って対応すべきであると考えています。


Lexmark では、企業市民活動としての取り組みを定期的に公開することが、弊社の持続可能な取り組みの向上につながっていくと考えています。 そのため、弊社の企業経営だけでなく、環境保全や社会発展に関する報告においても、透明性を高めるよう努めています。 この報告書には、環境、製品、金融と経済、社会、人権、労働といった GRI(Global Reporting Initiative)ガイドラインの指標すべてについて記載しています。

Lexmark では、持続可能性において、特に業務に欠かせない要素を 5 つに分類しました。この報告書はこれらの要素ごとにまとめられています。 これらのセクションを読み進めると、それぞれの達成目標に即して進捗状況を測定することが、Lexmark の経営手法の重要な部分であることをご理解いただけると思います。

Lexmark は、誠実なコミュニケーションを心がけ、これらの課題に関連する調査と対話が弊社の取り組みの発展につながると信じています。 そのため、あらゆるレベルで出資者の皆様と関わりたいと考えており、その意見こそが関連性が高く有益であると理解しています。 この目的を達成するため、今年から Lexmark の CSR(企業の社会責任)レポートを、読み取り専用の PDF ドキュメントから、双方向性の高い形式のドキュメントに変更しました。

弊社では、「お客様や出資者の皆様も含め、私たちは皆、互いに利害を共にする関係者である」と考えています。 皆様からの建設的なフィードバックは、Lexmark の持続可能性における成功において必要不可欠な要素です。ぜひご意見を csr@lexmark.com までお寄せください。

環境

グローバルな企業市民として、Lexmark は世界の環境保護問題に配慮しています。 一市民また一企業としての責任を持ち、 多くの優秀な社員と豊富な資金を活用して、環境スチュワードシップの分野におけるリーダーたるべくさまざまな取り組みを行っています。

地域社会

Lexmark の製品は 170 か国を超える国々で販売され、うち 70 か国を超える国々で関連施設やオフィスを構えています。 このように世界中で事業を展開する中、Lexmark の事業がコミュニティに住む人々にプラスの効果をもたらすようにすることが急務であると考えています。

職場環境

Lexmark の社員にとって、安全で健全な職場環境、雇用の確保、成長や昇進のチャンスは当然の権利です。 弊社社員だけでなくサプライチェーン全体において、従業員に関わる事項はすべて、これらの権利を念頭に置いて決定されます。 このセクションでは、研修や継続教育といった個人の成長や地位向上の機会を含め、社員とその家族の生活を向上させるための取り組みについて説明しています。

カスタマーエクスペリエンス

Lexmark の製品を購入するお客様は、質の高い製品と独自のソリューションを納得のいく価格で提供しようとする企業から購入しているという安心感だけでなく、健康、安全、そして環境の問題に取り組む企業から購入しているという安心感も得られます。

社会的責任投資

今日の投資家は、企業に対し、財政的に健全であるだけでなく、社会的責任を重視し実践することをも求めています。 とりわけ、環境を意識し、人権を尊重し、コミュニティにとって良い市民であることを企業に期待しています。 このような中で、「社会的責任投資」という概念は次第に社会の規範になりつつあります。この動向を反映して、Lexmark の 3 つの進行中の投資協定には人権に関する条項が盛り込まれ、人種、肌の色、宗教、性別、性的指向、性同一性、国籍、障がい、年齢、退役軍人いうことで差別を行う会社への投資が明確に禁止されています。

倫理

Lexmark のビジョンである「生涯顧客」を獲得するには、倫理的な行動が極めて重要です。そのため、Lexmark のすべての事業部門において、不正行為に関するリスク分析を定期的に行っています。 このようなリスクを軽減するべく、Lexmark では社員とサプライヤの行動規範を作成して導入しています。 また、Lexmark の監査計画には、不正行為に焦点を当てた正式なリスク評価が含まれており、 Lexmark の取締役会の財務および監査委員会において毎年審査され、承認されるようになっています。